Prof. Dr. Tadaura Laboratory
只浦研究室
国際医療福祉大学大学院
保健医療学専攻
看護学分野
只浦研究室
国際医療福祉大学大学院保健医療学専攻
看護実践基礎・援助学分野/老年看護学分野/成人看護学分野
研究室紹介
教授 只浦 寛子
国際医療福祉大学大学院保健医療学専攻看護学分野 教授(東京赤坂キャンパス / 大田原・小田原キャンパス兼務)
博士(医学)
東北大学大学院医学系研究科 非常勤講師
群馬大学大学院医学系研究科 非常勤講師
学歴・経歴
慶應義塾大学理工学研究科物理情報工学科基礎理工学専攻(特別学生)
ヴィッテン/ ヘアデッケ大学看護学部 客員上級研究員(ドイツ)
東北大学大学院医学系研究科博士前期課程・博士後期課程修了
山形大学医学部看護学科卒
2004年から日本およびドイツ・スイス・オーストリア・フィンランド等にてキネステティクの研究活動を行い,2008年ドイツに客員研究員として留学、その後も客員上級研究員としてドイツで研究.現在もドイツ・スイス・オーストリアを中心に研究を展開.2016年アジア・日本人として初めてヨーロッパ・キネステティク協会ドイツ支部の一員とし招待されメンバーとなる.日本で初めて感覚運動看護学の応用理論であるキネステティクをテーマに博士論文を書いている.生命の尊厳であり源ともいえる動きと感覚の支援,言語的・非言語的コミュニケーションの相互作用、量子生命科学を応用した、いのちの輝き(Laebensqualitateレーヴェンスクオリテート)ための教育・研究活動を行い学問の体系化・応用・普及を行っている.
2014年IOS New scholar Award受賞 ( Self-Care Dependent-Care Nursing, International Orem Society ,USA )
Prof.Dr.Hiroko Tadaura's
Official Website
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Prof.Dr.Hiroko Tadaura's
Official Website
只浦寛子教授公式ホームページ
http://www.hirokotadaura.com/
いのちの輝き“レーベンス クオリテート”への貢献
当研究室は、いのちの輝きである“レーベンス クオリテート”に貢献できるような看護教育と研究に取り組み、その取組と成果を国内外に配信しています
当研究室は、どの大学院生も自分の研究テーマを自由に選択し、自分のやりたい研究を実施しています。修士も博士も一人一人の研究テーマは様々です。研究動機や関心のあるトピック、一人一人の志に応じて、知識や技術を身につけ、ゼミ生がフラットな関係の中でみんなで相互に助け合いながら日々、研鑽しています。
分野別では、老年看護学分野/成人看護学分野/看護実践基礎・援助学に関する看護研究、疫学研究、質的研究、基礎研究・実験研究(看護理工学研究を含む)、感覚運動看護学研究、リハビリテーション看護学研究、国際看護学研究、看護技術や理論に関する看護研究など幅広いテーマの研究を行っており、国内外の大学・研究機関や非営利団体、企業との共同・連携研究も行っています。
また当研究室は感覚運動看護学という統合科学を看護に据え置いた最新の学問を単位認定科目として国内外で初めて開設しており、動きと感覚とコミュニケーションのシステムと学習に関連する看護研究、キネステティク等の看護研究を長期間国内外で研究展開している点において特色のある日本で唯一の研究室でもあります。キネステティク等は感覚運動看護学の実践的な応用理論・技術に位置づけされます。感覚運動看護学の基盤となる学問、キネステティクをはじめとする最新の応用看護理論やその技術を深く学びたい方、この分野の研究手法を身につけたい方、国際看護研究に関心のある方は当研究室で学ぶことができます。
当研究室で学ぶ大学院生
ここでは当研究室に所属する大学院生の特色と、当研究室に所属する大学院生がどんなことを学んでいるか、学ぶことができるかについてその概要をご紹介します。
東京都内から近県、遠方在住者まで多様な大学院生が学ぶ
当研究室では国際医療福祉大学大学院保健医療学専攻老年看護学分野・成人看護学分野・看護実践基礎援助学分野の中から希望の専攻分野を選択した修士課程および博士課程の大学院生が学んでいます。大学院生は都内のみならず遠方者も当教室に所属しており、本学の各キャンパスから講義やゼミを遠隔受講し、日夜勉学に励んでいます。
社会人で仕事を持ちながら修士・博士の学位取得が目指せる学習環境
大学院生の多くは社会人で仕事を持ちながら勉強していますが、夜間や土日などに講義やゼミの多くが開講されていますので仕事と両立して講義・演習を受講し、研究を進めています。
研究手法を一から学びたい若手研究者から、組織のリーダーまで多様なバックグランドをもつ
大学院で学ぼうと思う学習動機は一人一人様々です。研究手法を一から学びたい若手研究者から、病院や大学等の組織で既にリーダーになっている立場の看護部長・看護師長をはじめとする病院や保健機関の管理職の方や、大学教員まで多様なバックグランドをもっている大学院生が学んでいます。
自分の研究テーマを自由に選択する
大学院生はそれぞれ自分の関心ある研究テーマを自由に選択し、それらの研究テーマをどのような研究手法を用いて測定するかを学び、さまざまな理論や調査・測定方法を研鑽しながら一人一人が主体的に研究をすすめています。自身が関心のある自分で選択した研究テーマだからこそ最後まで粘り強く頑張ることができます。
最新の看護、幅広い看護研究手法を学ぶ
当研究室では、最先端の研究に取り組むさまざまな外来講師から受ける講義や演習、多様な研究手法のトレーニング、海外の看護実践家や研究者から提供される看護など最新の看護、幅広い看護研究手法に触れる機会も提供されています。国内外の学会・研修・セミナーなどに参加した先生や大学院生からのレポートやスピーチも皆のモチベーションをあげ、とても勉強になります。
国際的研究連携を展開する研究室、国際感覚を身につける
只浦教授は、ドイツで初めて私立大学医学部を開設し現在ドイツ看護協会会長が教授として所属する看護研究分野ではドイツで名高いヴィッテン・ヘアデッケ大学看護学部の客員上級研究員として長年海外で看護研究を展開してきました。そして現在も海外の様々な研究者と交流し、海外で看護研究を展開し続けています。只浦教授は、世界最大規模のキネステティク教育機関である非営利団体ヨーロッパ・キネステティク協会、その他ドイツ、スイス、オーストリア、フィンランド等の海外研究者と幅広い連携・共同研究を現在もなお展開しており、海外看護連携・共同研究の経験は長期に及んでいます。当研究室の大学院生は、海外看護研究の最新情報に触れることができるほか、海外の看護研究者や看護実践家とのさまざまな交流を通して国際感覚を身につける機会を得ています。国際看護研究に関わる様々な具体的な研究手法など教科書には書いていない実践的研究についてもまさにリアリティをもって学ぶことができるでしょう。
次世代のリーダーを育成する場、視座を身につける
当研究室では多様な研究者や実践家と交流する機会もあり、研究者の思考法やリーダーが身につけている視座、実践的方法論、習慣などについても学ぶ機会があります。ほかには都内ならではのユニークな体験イベントへの参加なども企画され、単に教科書的な勉強をするだけではない、創造力や人間力を養う場にもなっています。大学院生一人一人が新しい発見と自分自身のさらなる成長を研鑽できるさまざまな機会が提供されています。
臨床看護研究を看護実践家とともに学び合う場
当研究室では、臨床で看護を実践している看護師らとの研究交流の機会もあり、病院の中でどのように病棟研究をすすめることができるか、臨床が必要としている看護研究の知識と技術は何か、学ぶべき法律や規程、研究を進めるプロセスの中で必要な思考法やメンタルトレーニングなどの幅広い多様な学習の機会も提供されています。
大学院生から
・みんな好きな研究テーマで研究しているので、一人一人の研究テーマや研究手法が全く違い、それが学びにつながってもいます。
・自分のやりたいテーマをどのようにしたら洗練された研究に仕上げることができるかについての専門的な知識・技術を学ぶことができる場です。
・仕事との両立は大変な面もありますが、知的好奇心が刺激されて毎日ワクワクが溢れてきます。
・研究を通し、多くのことを学び自分が成長できる場です。
・1年はあっという間に過ぎてしまいます。院生同士助け合いながら前に進んでいます。
・創造力にかかわる自律・自立を体得するために、日々自己研鑽に励むことの重要性を学びました。また外部講師による様々な講義を受講することで自身の視野も広がりました。
・大学院で学ぶことで、看護師としての専門性を自ら問うことの必要性を実感しています。
・研究するうえでの基本的知識だけでなく、研究者としての姿勢を学ぶことができます。
・自分の研究が、誰かのために、誰かを救う研究であるか、自身と向き合う機会になっています。
・医学的な視点だけではなく、社会的な視点、歴史的な視点、法的な視点といった様々な視点でのディスカッションが、日々の看護の視野の広がりにつながっています。
・最初は漠然としていた研究課題に関する意識を、ゼミでの学びがどんどん具体的かつ明らかなものにしてくれました。また、その過程で自分でも気づいていなかった自分の中の興味・関心を知る瞬間が何度もありました。この研究室は、新しい自分に出会える場所だと感じています。
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